砂塵粉雪妙〜技団

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zoom RSS お通夜の日

<<   作成日時 : 2009/07/18 21:14   >>

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無事に手稲の温泉施設もオープンし、集客展開の制作物に入ったころ
前部長が亡くなったのはその日の朝でした。
その日自分は徹夜で会社に泊まりこみ、9時出社の社員がそろったあたりに連絡が来て
社員の知るところとなりました。
残念に思い涙が出そうになりましたが、それ以前に別の意味で半べそ状態だった自分は、
仕事と悲しみとどっちを取ればいいか混乱し頭が真っ白のまま作業を続け、
ステラプレイスのソフィ○中○事務所で待つ代表者(あの人ね)に
時間通りにブツを届けるため黙々とモニターを睨んでいました。
もちろん上司の通夜だ葬儀だと言ってもこの方には通用しません。
というかまったく通用しませんでした。
そして通夜。結局家に帰ったのは、シャワーを浴び、ヒゲを剃って喪服に着替えるため。
徹夜は1.5日を経過し眠いのを通り越して「体が異様に重い」領域へ突入。
密葬で行うはずにもかかわらず予定の倍以上の方が焼香に訪れ、
寝てしまう恐れのある自分は最後尾の席にいましたがこれが間違い。
お経が始まってからも、さらにどんどん増え続ける来訪者のため椅子出しを手伝う羽目に・・・
お経が終わって、部長婦人から「部署の方はもうすこしそばにいてあげてください」といわれたのだが、
何せ自分には時間が無いので丁重に謝って会社に戻ったのでした(喪服のまま)。

そしてデスクに向かい、作業再開。Macの電源を入れて、起動するまでの間でトイレに行く。
戻ってみると「あれっ、起動してない?」いやファンの音がするので電源は入っている・・・
モニタか?とモニタ電源ボタンをなんどかバチバチするが反応なし。
「モニタ壊れた!!」なんだよ?部長、そんな祟りみたいなことやめてよー
ナンマンダブ・・・とブツブツ言いながらモニタ配線をはずし、
トリニトロンの21インチCRTを持ち上げた瞬間。
ブチブチっと音がしました。配線がどうのではなく、自分の背中から。
もうカラダが限界ちかい。痛みも走ったので当時通院してた腰痛用のシップを貼り、
無くなった部長の席から18インチのモニタを拝借して接続。何とか作業ができるようになりました。
が、徹夜2.0日目に突入し負傷あり喪服仕様では思ったようにはかどらず、目が痒いと目薬を注し、
赤く濁った(目薬は透明です)自分の涙を見ては「ここも負傷か。自分もトシかな」と、
なんか納得いかないものを感じながら黙々とマウスを叩き続けました。

AM4時。空も明るくなってきて吐き気を感じ出したころ
心配して電話をくれたT樫には感謝しております。

そしてAM10時。そこで作業は諦めが付くように作っていったのだが、事務所には誰も来ない。
そうか、みな葬儀に行ってるのか。
しかし自分は昼のステラでの打ち合わせに際し、
とりあえずは喪服を着替えなくちゃならないので一時帰宅。
例によってシャワーを浴びてヒゲを剃り、なんか食べてスーツを着て出発。

打ち合わせが終わり帰社すると、同僚の女の子から
「何で通夜に残らなかったの?!葬儀にも来ないし!部長あんなに世話してくれたのにひどいよ」と
怒鳴られ、涙が出るオレでした。
「オレついさっきまで喪服着たまま徹夜だったんだよ・・・気付けよ」 と言ってもつたわらず。

そうして自分は、いまだ部長のお墓の場所も知らないままだ。
そんな部長のおかげで今の自分があります。

つづく

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